悲しい目をしたマユゲ犬2.0

音楽制作・読書・ゲーム・時々マジック


オリジナル・アレンジ楽曲をpixiv BOOTHで販売中。

涼宮ハルヒの激闘

同人ゲームですが、角川から発売停止告知を受けたようです。
まあ同人の2次創作販売というのはイヤな言い方をすると、基本的に(創作許可の例を除き)版権を無視した上に、あまつさえ売って金銭を得るという著作権法から言うとグレーどころかまっくろくろすけなわけで*1、版権元から何か言われたら如何なる理由でも従わなければならない後ろめたさを常に抱えていることにより、こういったことが時々起こるのは仕方がないのですが……。
一方で2次創作同人というのは、元の素材をあからさまにそのまま使うとか趣味の範囲を超えた莫大な利益を得ているなどの理由でなければ、大抵は黙認されるのがある種の慣習となっていることから、同人制作側の多くは法的な意味での意識は低いのではと思うのですが、果たして今回の告知はどういったことが理由だったのやら(著作権的理由は当然のこととして、何が版権元のお怒りに触れたのか)。
金が動かなければ(つまり販売という形をとらなければ)色々な面倒事や厄介事は今より生じにくくなるんでしょうけど、今や同人ショップが出来るほど同人が経済的成長を遂げてしまった現代において*2、版権元としてはかなり面倒な世界なんだろうなーと思ったり。もっとも、JASRAC管理曲のギターアレンジをネット公開してるヤツが色々偉そうなこと言えたもんじゃないんですけどね。世の中息苦しいなー……。
何故話題にしたかというと、私が丁度プレイしている最中だったからです。おおーい。
なんというか、制作側も遊ぶ側もこんな感じなんでしょう。少なくとも私は今こういう気分。

orz

*1:金銭のやり取りの存在が一番のポイント

*2:しかもその中身はオリジナルより2次創作モノの割合が圧倒的に多いのが問題