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悲しい目をしたマユゲ犬2.0

音楽制作・読書・ゲーム・時々マジック


オリジナル・アレンジ楽曲をpixiv BOOTHで販売中。

KEI「メーカー非公式初音みっくす 1巻」

マンガ

読了。
メーカー非公式初音みっくす 1 (CR COMICS DX)ISBN:4861765897
公式キャラクターデザイン担当者が非公式マンガ連載という、なんだかよくわからないメディア展開で時代の流れを感じます。この辺のフットワークの軽さは、初音ミクというキャラそのものがかつて例のない特殊な広がり方をしたからなんでしょうね。
で。連載時は全く読んだことがなくこれが初めてですが、すごいナンセンスマンガ(褒め言葉)でびっくりしました。初代邦楽VOCALOIDのあの姐さんと兄さんの名前だけはっきり出ないあたり、権利問題とか大人の事情を臭わせます。実際そうなのかは知りませんけど。
ミクのキャラクター(※ここでは性格の意)を一定に留めず非常に多面的に描いているのは、公式の最小限の設定のみでその後多数のユーザが歌を通して様々な様相を表現・発展させていった経緯との関連を感じずにはいられません。ある意味で非常にインタラクティブ、もっと(狭義に)言えば二次創作の同人的な展開をして膨らんでいった存在でありつつ、一般への知名度をも高めていった(しかも音楽基盤で!)、こんなに対話的で特異なキャラクターの存在は他に類を見ないだけに、非公式と銘打ちながらもその実多数の異なる同時存在を許容する、ミクというキャラが持つあらゆる側面を全て内包した究極の公式に他ならないと思えてなりません。キャラとユーザの距離が最も近いこのメディアの関係性は、今後の発展にも非常に興味があります。
つまんねえことをつらつらと書きましたが、見所は腋。腋乳。それ以外は認めません。バカって言われても譲れません。(断言)