悲しい目をしたマユゲ犬2.0

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ごぉ「スタンドバイミー、スタンドバイユー。」

読了。同人ゲーム「ひまわり」のシナリオ&イラストのコンビ。
スタンド バイ ミー、スタンド バイ ユー。 (ガンガンノベルズ)ISBN:4757526377
感想はついったーのログより抜粋。一部改変してますが基本はそのまま。ネタバレは極力回避してるつもり。です。たぶん。

Wed, Aug 05
23:03 お塩先生の事件の後に「趣味はタイマだ」という文がいきなり目に入り吹くなど
Fri, Aug 07
21:51 ごぉ氏の「スタンドバイミー、スタンドバイユー。」読了。真相が微妙に納得いかないけど概ね満足。ああ、そうだ、佐藤友哉の「クリスマス・テロル」を思い出したんだっけ。そりゃねーよ!的なアレ
※注:どちらかというと錦メガネの「コンバージョン・ブルー」に近いかも
21:53 別に貶している訳じゃないけど、若干ズコーという気分が無かったとは言い難い。でも青春エンタ(どこかで聞いたような)で面白かった。多少えろいし
21:56 ピンと来る人には解ってしまうようなネタバレしたような気がするけどまあいいや
22:01 あと「あとがき」で誤字のネタを振ってるけど、初っぱなから誤字だよねアレ……しかも本文始まる前から。それとも意味があるのかな。同一でない何かという点で(ネタバレを回避すると奥歯に物が挟まるような言い方になるな)
22:10 「あとがさ」のことを言ってるんじゃないです、念のため
※注:静森早のことね。ただの誤字だと思うけど……。
22:31 ごぉ氏はゲームのノベル書いてたせいか、文章表現に多少ノベルゲーっぽい(状況描写を擬音や擬態語で端的に表すような)言い回しがあって面白い。ああいうのは無意識に出るのかな。
22:33 小説とノベルゲーだと描写表現が多少異なってくるはずだけど、ラノベの場合その辺の境界は曖昧になってくるんだろうなあ……


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ここまでついったーでお送りしました。
さて、「ひまわり」もそうでしたが、「等身大の10代」という人物像が読者の心に響く描き方をする人なので、読んでると多少抉られます。色んなところを。そういったものを全部ひっくるめて青春と言えるのかもしれません。特殊能力がある10代の子も平々凡々な10代の子も、どちらも心の繊細さ・脆弱さが共通して存在し、そして同時に世界に対して無力であることを突きつけられる描写がその主な要因なんだろうと勝手に想像します。「ひまわり」と共通点を敢えて探すならば、それは死者が生者に対して落とす影であろうかと。
因みに「ひまわり」は現在コミックの方も連載されているので、いずれ単行本になったら必ずチェック。


ところでガンガンONLINE版でのタイトルロゴは本になってから採用されませんでしたが、ちょっと勿体ない気がします。