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悲しい目をしたマユゲ犬2.0

音楽制作・読書・ゲーム・時々マジック


オリジナル・アレンジ楽曲をpixiv BOOTHで販売中。

無限回廊

ゲーム

前から気になっていたソフトでやっと購入。
無限回廊
エッシャーなどで代表される錯視を全面的に利用したパズルゲームですが、これがまた面白いんです。錯視に伴う現実世界に無い概念をバンバン使用するため、脳みそが中々に悲鳴を上げておりただいまプレイしている真っ最中(soloは一通りクリア)。派手な演出など一切無く、モノクロでとことん記号的シンプルさに拘った感じのデザインも好感触。弦楽四重奏によるBGMもクオリティが高く独特のゲームデザインに一役買っていますが、逆に言うと、とことん地味でもあります(この辺はゲームの演出とデザインの相互バランスとして一長一短ですが)。ハマる人はハマるしそうでない人は全く合わないでしょう。
もっとも、良い点ばかりではないのが実情です。幾つか挙げると、操作が意外とシビアなことと、落下や跳躍といったアクションの微妙なランダム性を用いたステージが多い、別解の許容の低さあたりですね(ここで言う別解とはキャストの移動アルゴリズム)。思い通りに動いてくれないキャストに加え、道を繋げるためにミリ単位の操作も意外と多用することからイラつくことも。それを補正する自動フィット機能もありますが、全然違うところに照準が合ったりと上手くいかない場合も結構あるので手動に頼らざるを得ません(自動フィットもうまく使うとヒント発見になるため痛し痒し)。
こんな感じでストレスを抱かせる短所も多いですが、ゲームの独創性が何より際立っているので、総合的に見ればプラスに傾く印象といったところ。複雑なステージを理詰めで解いたときの達成感は中々心地良いです。偶然性を利用した解き方もありますが……。右脳をダイレクトに刺激されるようなパズルを求める人にはオススメ。