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悲しい目をしたマユゲ犬2.0

音楽制作・読書・ゲーム・時々マジック


オリジナル・アレンジ楽曲をpixiv BOOTHで販売中。

Ori and the Blind Forest Definitive Edition

ゲーム

オリとくらやみの森DE。ちまちま進めてましたが、やっとクリアしました。

初回クリア後、同じセーブデータですが一応やれることは全部やりました。
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結論から言うと、総合的に大変素晴らしいゲームでした。
アクションゲームは苦手なので難易度Easyですが、敵との戦闘よりもステージギミックの突破重視といった感じで初見殺しなど当たり前、Easyだからといっても過剰に接待する気は全くないと言っていいでしょう。その代わり自分でセーブポイントを作り何度でもリトライしてくれたまえーという方針。やられてもGAME OVER等の表示もペナルティも一切無く、瞬時に直前のセーブポイントからやりなおせるので、死ぬことの心理的負担を極力無くしている設計です。要するに死んで覚えろゲーです。私は合計230回死にましたorz
さて、このゲームの要素を順番に感想でも。具体的なネタバレはなるべく書きません。

ボリューム:中程度

15~20時間もあればなんとかクリアできます。アクション上手な人は初見でも10時間切るらしいですが……。

アクション・操作性:比較的容易(後半はちょっと複雑)

最初にマニュアルを見ると操作ボタンが多く尻込みしがちですが、使えるスキルは最初ジャンプと攻撃だけ、ステージを進むごとにスキルが追加されていき、新しいスキルの操作に慣れた頃次のスキルが覚えられる、といった階段状になっているので、バランスはよく調整されています。新しいスキルは大抵その場で使わないと次に進めないステージ構成になっているので、嫌でも慣れます。後半は複数のスキルを同時に使わないと進めない場面も増えてくるので、この辺がプレイヤーの分水嶺かもしれません。

難易度:選択可能・ただし高め

前述のとおりEasyでもちょっと高めな、初回プレイでは歯ごたえ抜群のゲームバランス。ステージ構成もかなりシビアに調整されていて、上はさすがに私には手が出せません。

グラフィック:超美麗

一目見ただけで一発で世界観に没入させる、緻密と言うのもぬるい、すさまじいまでの作りこみよう。2Dアクションのグラフィックとしては最高峰じゃないでしょうか。その分マシンの要求スペックも比較的高めです。低スペックでも設定で解像度を下げればそれなりに動くと思いますが、やはり高解像度で見てほしいですね(私は1920x1080でプレイしました)。因みにこのゲームはUnity製だって。

音楽・サウンド:高水準

全編生オーケストラを贅沢に使ったサントラです。メインテーマ以外の印象がちょっと弱いですが、メインテーマのモティーフを至る所で使っているのでプレイ中は殆ど気になりません。静と動がきちんとなされていて、ここぞという場面できっちり効果を発揮します。サウンドも、洞窟の広いところでは音の残響が多くなるなどの細やかな配慮が行き届いていて、臨場感にさり気なく一役買っています。Limited EditionではサントラCDが付くのでそちらをオススメ。(※DL販売もされています)

シナリオ:良いけど若干弱い

元々言葉が足りないというより最小限に絞っている印象なので、初回では若干わかりづらいです。日本語訳もあまり良い訳とは言えないので(直訳気味)、せめて訳のクオリティだけはもう少し頑張ってほしかったところ。あと日本語だとMSゴシックっぽい味気なさすぎるフォントなので、せっかく素晴らしい世界観なのだからフォントデザインにもこだわって欲しかったですね。また、Definitive Editionではナル(主人公オリの育ての親)の過去が明らかになり、ストーリーの補完上結構重要なポジションですが、ステージ構成上寄り道的扱いでこれを見なくてもクリア出来てしまうので(私は1周目やらかした)、是非ステージを隅々まで探索してからクリアしてください。

リプレイ性:弱い?

縛りプレイとか高難易度チャレンジャーとかRTAとかのガチ勢はまあさておき、ステージ中の隠し要素もスキルの育て方次第でマップ上から看過できてしまうし、周回要素は殆ど無いに等しいです。一般プレイヤーはよくて2周でしょうか。どちらかというと上級者やドM向けですね。

おまけ要素:あり

メイキングムービーやレコーディング舞台裏など、ムービーは合計40分以上の結構なボリューム。メイキングはゲーム開発の裏側がちょっと知ることが出来て、プログラマや開発者などは参考になるかもしれません。因みに、おまけと言っても多くは最初から見られるので(イベントシーンとかはロックされてるけど)やりこみ対象ではないです。ゲーム中のおまけ要素としては隠し通路とかですが、前述のとおりスキル次第で見破れるようになるのであまり隠れてません。

まとめ

大作ではないけれど、ものすごく丹念に作りこまれた宝石のような作品。難易度にめげず是非プレイしてほしいです。