悲しい目をしたマユゲ犬2.0

音楽制作・読書・ゲーム・時々マジック


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CMから読み取る雑感

最近、企業のCMのあり方が多少変化しつつあることに気が付きました。というのは、以前はCMの終わり頃に企業あるいはCM内容に関するURLを載せるだけだったのですが*1、最近はキーワードを指定して検索してみてください、という方針に変化した企業が出てきました。確かに、15秒ないし30秒内でURLが示されるのは数秒、視聴者はそんな短い時間にURLを覚えたくないですし、CMの波に呑まれてすぐ忘れてしまいます。そこで検索というちょっとした工夫に目をつけたあたり、ITを実用的に理解していて中々やるな、と思います。視聴者(ユーザ)に優しく工夫するというのは企業努力でなんとかなる、という小さい事ながら良い見本ですね。勿論それだけ検索という行為が普及してきたというネットの実情が背景にあることも見逃せない事実ですが、こういったユーザ視点に立てる企業は優秀だと思います。サービスは小さな工夫の積み重ねで成り立つことが多いものですが、行政サービスももう少しユーザ視点に立って柔軟にならないものでしょうか。官はいつだって民間に後れを取る、という図式が覆る日は来るのでしょうかね。無理かなぁ。

*1:勿論そういうCMもまだあるし、その方が多いかもしれない