Steve Vai「Visual Sound Theories」
観ました。
ASIN:B000TV1STM
輸入盤ですが、リージョンフリーなので問題なし。
ミキシングにやや問題がありますが(ストリングスが全体的に引っ込みすぎとか、オケのバランスがちょいと悪い)、Vaiの音世界は十分に満喫できました。個人的に一番良かったのはVaiがギターに参加していない「SHADOW AND SPARKS」と「FRANGELICA PT.I & II」だったのは秘密。純粋に本人がオーケストレーションを施し表現した曲はこれらが一番よくわかったので。彼のギタープレイは強烈すぎるからオケでさえちょっと負けるんですよね。これってすごいことだ。
上記の曲の何が一番すごいかって、書かれたのは1980頃だってことでしょう。Vaiは1966年生まれ。14歳あたりであんな曲作ってたのか。複雑なオーケストレーションは後から組み立てていったんでしょうけど、そもそも曲の骨子からして既にVaiの世界。鬼才ここにありという感じです。
どこまで進化するんでしょうかこの人は。ずっと追い続けたいギタリストの一人ですね。