悲しい目をしたマユゲ犬2.0

音楽制作・読書・ゲーム・時々マジック


オリジナル・アレンジ楽曲をpixiv BOOTHで販売中。

最近買った本とか

恒例の。まあメモ程度です。

読了。1巻から追い続けて今回で完結ですが素晴らしい、素晴らしすぎる。サイコロが全てを導いたとは思えないほどのドラマの起伏と奥深さが最高でした。まるで全て計算され尽くしたような小説みたいな感覚すら陥りますが、舞台設定が緻密だからこそ成し得たんだろうと思います。TRPGに関してはさっぱりわかりませんが、これだけは言えます。読み物としても間違いなく傑作の部類。
欲を言えば今回のロールプレイで無数の選ばれなかった選択肢という裏設定が読みたいですね。表に出てない膨大な設定がまだあるようですし。
さわれぬ神にたたりなし(1) (KCデラックス)

さわれぬ神にたたりなし(1) (KCデラックス)

読了。「Omegaの視界」で有名な(?)作者の四コママンガ。ところどころ密かにOmegaの視界ネタが挟まってますが読者層からして多分プレイ済みの人が多いんでしょうから問題ないんでしょう。現段階では可もなく不可もなしといった印象。もっと尖ってもいいのよ?(いいのか?)始めの数ページ読み始めたくらいですがこっちは尖り過ぎだバカヤロウ!(褒めてる)
装丁というか、かつて作者自身がDTPで手を入れたものを再現してるらしいですがこれがどう作用してくるのか不気味です。いやほら、素人がデザイン手がけるとあれもこれもやれるから全部やりましたみたいなカオスが生まれるじゃないですか。そんな香りが……。
Sibelius7.5実用ガイド

Sibelius7.5実用ガイド

訳あってSibeliusを導入しましたが、触った瞬間直感的に「あ、これ手引書無いと死ぬ」と思ったので購入。機能一覧をドバーッと示すだけのマニュアルと違い、実際に手を動かす例が豊富なので、まずソフトの概念を知ることとその操作法の導入部としては丁度いいんじゃないでしょうか。巻末に用語索引があるので辞書的使い方もできますが、なにしろ機能が膨大なので全部網羅してるはずもなく、あくまで初級者用の本ですね。とは言うものの他の出版社の本は現在一切無く、Sibeliusの本といったら本書一択なんですが。
余談ですが、Sibelius自体は楽譜作成専門ソフトらしく、見た目の仕上がりが非常に綺麗です。スラーとかどうするんだろうと思ったら曲線がほぼ自動で補完してくれるので、マウスでちょっと引っ張るくらいで綺麗なスラーが即出来上がり。感動的です。他にもマニアックにも程があるような現代記譜にも対応してて(というか不勉強なので見たことない記号が多すぎる)感心しきりです。